ハワイ婚活ストーリーの次はハワイの出産ストーリー
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◆ 分娩編後半 ◆
7:00amY.Drが部屋に来ると早速お産が始まった。
夫はきっと私以上に寝ていないのに,まるで研修中の医学生のように,
先生や看護士さんの指示に従い,上体を支えてくれたり足を支えてくれたりサポートしてくれた。
分娩は別の部屋へ移動するのかと思いきや,部屋の移動はなかった。
そしてベッドも昨夜から眠っているベッドのままで,私がイメージしていた足を載せる台などはなかった。
代わりにいきむときは膝の裏を自分で持つスタイルで,なんともナチュラルスタイルなお産であった。
看護士さんがいきむタイミングを合図した後10カウントいきむ。
その間Y.Drが,
push push push ,harder harder harder…
と声をかけてくれた。
20分くらい繰り返しただろうか。
“早そうですねー!!あと少し!!”
など先生が声をかけ続けてくれる。
その間も,痛みはないがじわりじわりと赤ちゃんが下がっているのを感じた。
いきむのも何度も繰り返し疲れてきた頃,
“二人は日本で知り合ったんですか?結婚まで早かったの?”
などリラックスさせるために先生が色々話かけてくれた。
少しほっとした後,またいきむのを繰り返す。
しばらくすると,
“髪の毛が見えましたよー!!”
“すごい!!髪の毛フサフサ!!”
と先生が言った。
そっか,髪の毛フサフサかー!!と思い,なんだか笑えた。
とにかくあと少しだ!!
“じゃぁ分娩始めますよー!!”
と先生が声をかけ,今までのは分娩じゃなかったのか 。。と思いながらも,
テキパキと先生や看護士さんの準備が整い,青い手術シートと足を載せる台が設置され部屋が分娩室になった。
“いよいよですよー!!”
先生が声をかける。
夫もしっかり私の上体を起こすのを手伝いながら手を握ってくれていた。
あと少しー!!
そして
“頭が出て来ましたよ!!もう少し!!”
と声をかけられ数回いきんだ後…ついに赤ちゃんが取り上げられた!
ちらっと顔が見えた瞬間,
“かわいい!!”
そう思った。
と同時に,安心したのか嬉しかったのか,涙が溢れた。
赤ちゃんは元気な産声をあげていた。
10/11 8:14に長男が誕生した。
つづく。
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